CF-M32J8 ソリッドステート化

無音S21が気に入って、S21よりもコンパクトなM32をコンパクトフラッシュ化したくなりました。
M32ってS21を小さくした感じで、すっごく欲しかったんです。


1.M32の入手

  M32が欲しくなっても、品薄でなかなか手に入りません。
  (生産台数も少ないし、故障したものも多いみたいです)
  そこで、ネットオークションで、ジャンクなM32を2台とN4を1台入手(笑)
  (このために、資金かけすぎ。。。。苦笑)
  3台もあるのに、IOポート・フロッピーディスクドライブ・ACアダプターは1個も無し。
  ハードディスクは他機種のものが1個ついてきただけ。
  これをセットアップするには苦労しそうです。

  アイアールキューブ IR-ICF02S CF-IDE変換アダプタ 2.5インチ用
  ハギワラシスコム コンパクトフラッシュVシリーズ 512MB
  この2つは、S21に使っていたものを使い回しします。

2.セットアップ

  一番程度も良く欠品も少ない、M32をベースにする事に決定。
  手持ちの128MBメモリを追加して、メモリ160MBにします。

  CD-ROMの無いノートパソコンに、Win98のインストールは手慣れているのですが、
  フロッピーディスクドライブが使えないのは初めて。
  かなり難しく、困難な作業です。

  結局、一番良かった方法は。。。。
  デスクトップマシンに、M32用ハードディスクをつないで、Win98SEをインストール作業をします。
  Win98のインストール中に、CD-ROMからハードディスクにファイルをコピーし終わると、一回再起動します。
  このときに、デスクトップマシンからハードディスクを取り外し、M32につなぎます。
  そうすると、何もなかったかのように、M32にWin98のインストールが続きます。 
  手慣れていないとやりにくい荒技ですが、これが一番確実でした。
  何より、フロッピーディスクドライブが使えないのが、痛いです。

3.インストールとダイエット

  今回は、Word97 Excel97 Acsess97を入れました!
  Office2000ではさすがに、重いし大きいです。
  あとは、Atok12 ホームページビルダー2000 PaintshopPRO6等々を入れて、ダイエットします。

  S21では、UPXFとレジストリ操作で間違えて痛い目にあっているので、M32では普通にダイエットだけ。
  いつもの山本式風水変造を施します。
  細かいソフトもいれて、Cドライブは305MBになりました。
  
  M32用ハードディスクを、丸ごとコンパクトフラッシュにコピーして、M32に装着。
  fdisk /mbrを忘れずに。


4.使用感
  
  やっぱり静かです。M32の時代のハードディスクは騒音が大きいので、ソリッドステート化すると別物になります。
  ベンチマークをとりましたが、S21のソリッドステート化と同じ傾向の結果がでました。

  ベンチマークの結果 
  HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず Drive C:\10MB

  純正ハードディスク              コンパクトフラッシュ
                         ハギワラシスコム Vシリーズ 512MB
Read Write RRead RWrite Win98起動時間  Read Write RRead RWrite Win98起動時間
5673 5801 2505 2679   68秒       5798 1426 5598 507   52秒

  こうして、ソリッドステート化されたA5ファイルサイズのM32ですが、バッテリーが無いのが一番の難点です。(苦笑)
  なんとかして、入手しないと!

 左がCF-M32  右がCF-B5ER けっこうサイズ違います

 アイアールキューブ IR-ICF02SとハギワラVシリーズ512MB